海外でwifiを使うと通信速度は遅いのか

海外旅行のときにインターネットを使うにはwifiを利用するのが一般的です。

国内では快適に利用できるように整えられていることが多いですが、海外での状況を調べてみると通信速度が遅いという口コミが目立ちます。

本当に海外でwifiを使うと通信速度が遅いのでしょうか。その実態を理解するとともに、対策の仕方も確認しておきましょう。

現地のフリーwifiは遅い場合が多い

海外旅行先でのwifiの利用に関する口コミの多くは、無料で利用できるフリーwifiを利用したケースです。

空港やホテル、カフェなどではインターネット環境が整えられていて、必要があれば自由にwifiにアクセスして使えるようになっていることがよくあります。

このような無料サービスは概して通信速度が遅いのは確かです。

無料で提供しているものなので回線を強化するために大きなコストもかけられないからです。利用者も費用を負担しているわけではないので妥協して使うというケースが多くなっています。 現地のフリーwifiが遅いのは回線の大きさに比べて利用している人が多すぎるのが原因のことがほとんどです。

フリーwifiは人が集まる場所で提供されていることが多いため、どうしても同時アクセス数が多くなってしまいます。通信容量には限界があるので速度が著しく低下し、ストレスを感じながら利用することになってしまう場合が多いのです。

有料のwifiなら快適に利用可能か

通信会社や商業施設の運営会社などが有料のwifiを提供していることもよくあります。

会員として登録し、料金を支払うことによってwifiを利用できるというものです。このようなwifiも海外では頻繁に見かけられますが、有料のwifiの場合には通信速度は一般的には快適になっています。

本当に快適かどうかは提供会社によって違うでしょう。 利用に関してどの程度の通信速度を保証するかを明記した規約があればそれを満たすようにサービスを提供しているはずですが、実際にはアクセスする人の多さによって速度が変化してしまうので具合的な数字で定義されていることはまずありません。

ただ、wifiを利用するために会員になったのにこんなに遅いのはひどいという苦情が出ないようにしなければならないでしょう。そのため、各スポットでどのくらい利用されているかを確認し、必要に応じて回線の強化をしています。

どのくらい快適かはその国の担当会社の考え方や利用者の捉え方によっても違うので一概には言えませんが、フリーwifiに比べたら十分に速度が出るのが一般的です。

モバイルルーターの場合にはどうなのか

wifiを海外で使えるようにするためにモバイルルーターを用意して行く人もいます。

この場合には通信速度は遅いのかというのも気になる点でしょう。

選んだモバイルルーターの機種と利用できる通信回線によって最大の通信速度がどの程度かはわかります。その最大値に近い速度が出るかどうかは国内か海外かによって左右されるものではありません。

4Gや3Gなどの回線は現地の人も利用しているもので、モバイルルーターを使ったからといって遅くなるわけではないので安心しましょう。 ただし、環境によっては速度が遅くなってしまう場合もあります。選んだ通信回線がカバーしているエリアかどうかが問題で、エリア外に出てしまったら通信すらできなくなるのは確かです。

渡航先で訪問するエリアについて通信環境が整っているかを確認した上で利用することが大切です。主要国の都市部なら大抵は快適な通信速度を保ってくれるでしょう。

wifiの通信速度が遅いかはケースバイケース

海外ではwifiの通信速度が遅いと言われがちですが、確かにフリーwifiは遅い場合が多くなっています。

ただ、有料のwifiは十分な速度が出ることが多く、モバイルルーターを持って行ったときにもエリア外に出なければ問題はありません。

フリーwifiも必ずしも遅いとは限らず、利用者が少ないところを選ぶと通信速度が十分に出ることもあるので、海外なら遅いと一括りにしてしまわないようにしましょう。

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